児童手当の支給対象を18歳までに拡大し、高校生には1人当たり月額1万円を支給する方針との報道が話題ですよね。
「異次元の少子化対策」として、2024年度から3年間かけ「こども・子育て支援加速化プラン」に取り組むと発表しました。
第2子に3万円、第3子に6万円など多子世帯への増額案も出て話題になっています。
子育て中の家庭はもちろん、これから出産・育児を控えている方、いつか子供を産み育てていきたいと考えている若い世代にも充分関係のある話題です。
そこでここでは
✅児童手当の現状
✅児童手当増額はいつ決定?いつから?
✅多子世帯はどうなる?
✅3万?6万?いくらになるの?
について、分かりやすくまとめていきます。
今現在、どのようになっているかもご説明しますね
【児童手当】2023年5月時点の現状
2023年5月現在、支給内容は以下の通りです。
その他、細かい給付条件や特例給付などがありますが
大まかな支給内容は以上のようになっています。
【児童手当増額2023】いつから?
現在議論されている児童手当増額は、いつから開始されるのでしょうか。
他にも、
- 誰が
- いくら
- いつから
「増額」されるのかが気になるところですよね。
順番にご説明していきます。
開始時期は未定
政府は2023年3月31日に「異次元の少子化対策」のたたき台(=ざっくりしたプラン)となる政策を発表しました。
具体的な開始時期は公表されていません。
2024年度から3年間かけ「こども・子育て支援加速化プラン」に取り組むとの発表はありました。
その中で児童手当増額も行っていくようです。
2023年6月の「骨太の方針2023」発表までに結論を得る予定、とのことなのでそこから開始時期や金額について何らかの決定がなされるのかもしれませんね。
早くて令和5年度中に開始されるかもしれません。
【児童手当増額2023】いくら増額される?
次に、何がどう変わる予定なのか見ていきましょう。
増額金額は未定
○2023年現在の支給額
3歳未満 | 一律15,000円 |
3歳以上 小学校修了前 | 10,000円 (第3子以降は15,000円) |
中学生 | 一律10,000円 |
○多子世帯への増額金額《案》
1万5000円⇒1人3万円
(※3歳から小学生の第3子以降が対象)
第3子以降の加算が検討されています。
子供が3人以上いる家庭が対象となる、ということですね。
以前には自民党内で
✓『子ども3人であわせて月10万円以上支給』
✓『第2子に3万円、第3子に6万円』
といった要望書が出て話題になりましたが、今回は第3子への倍増のみとなっています。
まとめ
「異次元の少子化対策」と銘打って現在議論がなされている「児童手当増額」ですが、開始時期や金額はまだ検討中です。
選挙以前とは内容が変わってきていることもあり、決定には時間がかかるかもしれません。
2023年6月にある程度の決定がなされ、早くても2024年以降の施行と予想されます。
当初の内容との変化に、『“少子化対策”ではなく、“子育て支援”』なのでは?とも言われています。
「子育て支援」もですが、まずは妊娠・出産へのハードルが少しでも下がることが現実的な少子化対策となるようにも思います。
子育て世帯や、将来子どもを持つかもしれない世帯は今後の動きに注目しておきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました
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